歯科コラム

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口内炎ができやすいあなたへ。タイプで分かる口内炎の原因と治療法をご紹介

ABCDと書かれたボードを持つ人形

口内炎ができていたら、誰に相談したらいいのでしょうか。「いつできたのかわからないが、いつの間にか治ってしまった」という方も多いかもしれ口内炎ですが、もしそれが長引いていたら、危険な病気のサインかもしれません。 実は、歯科医院は、そんなあなたの相談窓口です。

今回は、口内炎のお話しです。

なぜ口内炎ができてしまうのか?

現在、口内炎の原因は、

  1. 睡眠不足・栄養不足・疲労・ストレスによる免疫力低下
  2. 傷・やけど
  3. ウイルス・細菌などの感染
  4. 薬による刺激 

などと言われています。

お口の粘膜に見られる炎症を総じて「口内炎」と言います。一般的には2週間ほどで落ち着いてくることが多いのですが、なかなか治らない場合は注意が必要です。口内炎と口腔がんはご自身で見分けることが難しいことも多いため、まずは歯科医院へご相談いただくことをお勧めします。

口内炎には様々なタイプがあります

●「アフタ性口内炎」     
最もよく見られる口内炎は「アフタ性口内炎」と呼ばれるものです。
白く丸い潰瘍ができ、縁が赤く腫れるのが特徴です。ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生し、小さなものが2~3個群がって発生することもあります。


●「カタル性口内炎」
口の粘膜が赤く腫れ・水疱ができるのが「カタル性口内炎」です。口の中を咬んでしまったり、被せ物や矯正器具などで傷ついた粘膜部に細菌が繁殖し、炎症を起こしている可能性があります。口臭が発生したり、味覚が感じにくくなったりすることがあります。


●「ウイルス性口内炎」
口の粘膜多くの小水疱が形成されるのが特徴です。ウィルスが原因で発症するもので、ヘルペスウィルスや性感染症が原因となるものをヘルペス性口内炎、カンジダ菌(カビの一種)によるカンジダ性口内炎などに分類されます。


その他には、「ニコチン性口内炎」「アレルギー性口内炎」などが挙げられます。
「ニコチン性口内炎」は、口腔癌に変異する可能性もある疾患で、注意が必要です。

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口内炎の治療方法をご紹介します

つらい口内炎ですが、実は歯科医院である程度症状を落ち着かせることが可能です。

●口腔内の清掃
お口の中の汚れやウィルスを取り除くことで、炎症を起こしている原因を取り除きます。


●レーザー治療
口内炎をレーザーで焼くことができます。医療用レーザーは痛みもほとんどありません。


●被せ物などの調整
お口の粘膜を傷つけている場合には、被せ物や表面の研磨、入れ歯の金具の調整などを行うことで粘膜が傷つかないように改善します。


●薬による治療
痛み止め、うがい薬、体内の菌を減らすお薬などを処方したり、患部に塗る塗り薬を処方することもできます。ただし、基本的には口内炎の原因を除去し、根本的に解消することをお勧めします。

お口の中に原因がある場合には、上記のような方法で対処・治療が可能です。一方、疲れやストレスなどが原因の場合にはそれらを改善することが大切です。
日頃の生活や、ビタミンを多く含む食品を意識してとりいれるなどして、口内炎を予防していきましょう。

<意識して取りたい食品>

●ビタミンB2を多く含む食品
レバー、海藻、青魚、ウナギ、納豆、トウガラシ、卵、乳製品など

●ビタミンB6を多く含む食品
ニンニク、バナナ、ササミ、レバー、マグロ、カツオ、トウガラシなど

口内炎は、侮ることができない病気です。治りが遅いなど、気になったら、積極的に歯科医院・歯科医師を利用しましょう。きっと、あなたの健康の一助となるはずです。


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