院長ブログ
口臭は、大きく分けて『他人に気づかれる他臭症』と『そんなににおっていなくても自分で気になってしまう自臭症』の2つがあります。
他臭症の原因には、歯周病、虫歯、乾燥など様々ありますが、自臭症の多くは、ストレスや乾燥が関係しています。自分は口臭があるのではないかと常に気にしてしまう事で自律神経が乱れ唾液の分泌がうまくいかなくなり、乾燥を引き起こしてしまうこともあります。それが実際に口臭の原因となってしまうこともありますが、自分で気にしているだけで周りには何も思われていないことも少なくありません。
その他、服用されているお薬がある場合、その中には、副作用として口渇が起こるものもあり、より乾燥しやすくなる場合もあります。
お口の中を清潔に保ったり、唾液腺のマッサージなど唾液の分泌を促進するように意識して、潤しておくだけでも変わるかと思います。
カルナデンタルクリニック 篠崎章敬
先日、ある患者さんからメール相談のあったケースです。状況は「今、根の治療を続けて5ヶ月ぐらい経ちます。蓋をすると痛みが出るので、穴を開けっぱなしにしたり、ワタを詰めてみて痛みが出たらとっての繰り返しです。毎週、強いお薬で中を洗浄しています。が、日常生活を送る上で困る痛みは無いものの、その歯を指でトントンとすると響く痛みは継続してあります」とのことでした。
現在の治療の方向性が合っているのか、他の方法は無いのか、現在通われている医院とは別にいくつかセカンドオピニオンで意見をお聞きになるのも一つだと思います。
何度もレントゲンをお撮りしなければいけないことや、何度も同じ説明を受けなければいけないご負担もありますが、その方がより納得して治療を受けられるのではないかと思います。
カルナデンタルクリニック 篠崎章敬
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