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歯の黄ばみは予防できる! 白い歯をキープするための4つの予防策

【監修:歯科医師 篠﨑章敬】


虫眼鏡で口元が拡大された女性

相手に与える印象はマイナス点ばかりです。歯の黄ばみを解消する方法はいろいろとありますが、その前に「黄ばませない」ことが大切。そこで今回は、歯の黄ばみの原因と簡単にできる黄ばみ予防策についてご紹介します。

白い歯は、見た目の印象を大きく変えます

最近「歯の黄ばみが気になる・・・」と鏡の前で思うことはありませんか?人の第一印象は、出会った時の見た目が9割、わずか5秒で判断されていると言われています。その第一印象を大きく左右するのが口元。歯が黄ばんでいると、「不潔」「不衛生」「老けて見える」など印象を大きく変えてしまうことがあります。

歯が黄ばむその原因は?

加齢による歯の黄ばみ
歯は表面を半透明のエナメル質が覆っており、その下にある象牙質の色が歯の本来の色に影響を与えています。象牙質の色は、肌や髪の毛の色と同じように個人差があって、ナチュラルに白い人もいれば、少し黄色味がかかった色の人もいます。しかし、誰しも加齢とともにエナメル質は徐々に薄くなり、象牙質の色が濃く見えるようになってきます。これが加齢による黄ばみの原因なのです。

食習慣・喫煙による黄ばみ
朝や仕事の合間にコーヒーを飲む、食事の時はお茶を飲むという方は多いと思います。しかし、コーヒーやお茶等に含まれるポリフェノールやカテキン、タンニンなどの色素の成分は、唾液中のたんぱく質と結合して歯の表面に付着してしまうのです。この着色汚れを「ステイン」と言い、ステインが多くなると歯が黄ばんで見えるようになります。また喫煙によるたばこのヤニ(タール)も、歯の黄ばませる大きな要因です。

歯垢(しこう)・歯石による黄ばみ
どんなに毎朝毎晩きれいに歯みがきをしたつもりでも、歯垢や歯石を完全に除去することはできません。歯はとても複雑な形をしているので、どうしても磨きにくいところに歯垢や歯石が残ってしまいます。歯垢も歯石も黄色味がかった色をしているので、溜まってくると歯が黄ばんで見えるようになります。

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歯を黄ばませないために!予防策4つ

飲食後早めに歯みがき
歯の黄ばみを予防するには「ステイン」を歯に付着させないことが先決。飲食後にはなるべく早く歯みがきをしましょう。使用する歯みがき粉は研磨剤が入っていないものがおすすめ。研磨剤が入った歯みがき粉は、歯の表面のエナメル質を傷つけ、そこに汚れや色素が入り込んでしまうことで余計に歯が黄ばんで見えてしまいます。そして力を入れてゴシゴシ歯を磨かないこと。ゴシゴシ磨きもやはり歯の表面を傷つけて着色しやすくなってしまいます。

歯みがきがダメならうがい
仕事中や外出先などすぐに歯みがきができない状況もあると思います。そのときはうがいだけでもオーケーです。着色しやすいものを飲食してもすぐにステインができるわけではありません。飲食後にうがいをすることで口内の色素を洗い流して歯の黄ばみを予防することができます。

ガムも効果的
ガムを噛むことで唾液の分泌を促すのも効果があります。唾液は、口の中の汚れや雑菌を洗い流す働きがあります。また口内を潤すことで汚れが付きにくい状況を作ってくれます。こまめにガムを噛む習慣をつけてお口の中の潤いを保ちましょう。

残った歯垢や歯石は歯医者さんでクリーニング
歯みがきだけで完全に除去できなかった歯垢や歯石は、やはり歯科医院で定期的にクリーニングしてもらうことが最も確実なケア方法。着色が目立ち始めたら歯科衛生士が専用の器具を用いて行う本格的に歯のお掃除をする「PMTCプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」もおすすめです。自由診療(自費診療)の扱いになりますが、光沢のある歯の本来の白さを保つことができますし、歯の表面が驚くほどつるつるになってとてもすっきりしますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
誰にでも歯の黄ばみは起こるものですが、原因を知って、自分の生活パターンにあった予防策をこまめに実践することで、黄ばみの進行を抑え白い歯をキープすることが可能です。
白くきれいな歯で、印象の良い明るい笑顔を手に入れましょう。


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