総入れ歯にして顔が変わることが不安な方へ。見た目の変化を防ぐ方法。
総入れ歯を使うと顔が変わるかもしれないと心配している人は多いですが、ちゃんとした情報を知って正しい対策をすれば顔の変化を少なくできます。
この記事では、入れ歯が顔にどう影響するのかと、それをどう防ぐかについてわかりやすく説明していきます。
1、総入れ歯で本当に顔の見た目は変わるのか
・よくある見た目の変化
・若返り効果を得られる例も
2、総入れ歯が顔の印象に影響を与える
3、見た目への悪影響を防ぐ方法
・自分の口に合った入れ歯を作る
・入れ歯の歯の色を調整する
・口や顔周りのストレッチを行う
4、見た目を気にせず快適な入れ歯ライフを
総入れ歯で本当に顔の見た目は変わるのか
入れ歯を入れたことで顔の印象が変わったと感じることや、ご家族やお友達から顔の印象について指摘されたことはありませんか?
実は、自分の口に合っていない入れ歯や、特に厚みのある入れ歯を使用していると、顔の見た目に変化が生じると言われています。
よくある見た目の変化
筋肉の使い方の変化
入れ歯を使うと顔の筋肉の使い方が変わり、見た目に変化が現れることがあります。特に、入れ歯が自分の口に合っていない場合、適切に筋肉が使えずに衰えることがあります。その結果、他の筋肉を使って顔の歪みを補おうとしてしまうのです。
骨が退縮する
合わない入れ歯を使用していると、噛み合わせのバランスが崩れ、顎の骨に適切な刺激が伝わらなくなります。この影響で顎の骨が徐々に退縮し、その結果として口元にシワが生じるか、顔がくぼんで見えるようになります。
入れ歯の厚みがあることで口元が盛り上がる
入れ歯が厚いと口元がふっくらして見えることがあります。特に保険診療で作られる入れ歯は、耐久性を保つためにプラスチックを使用し、その結果として厚みが必要とされます。この厚みが原因で口元が盛り上がるのです。
入れ歯の色がご自身の歯の色と異なっている
保険診療で作られる入れ歯は使用可能な材料に制限があります。その結果、ご自身の自然な歯の色や歯茎の色と合わないことがあるのです。特に笑ったときに、顔の印象が以前と異なって見えることがあります。
若返り効果を得られる例も
入れ歯を使用することで顔立ちが若々しく見える効果が得られます。
歯を失うと顔がくぼんで老けた印象を与えることがありますが、入れ歯を入れることにより口元がふっくらしハリのある顔立ちになります。この変化は若返りの効果をもたらすことが期待できます。
総入れ歯が顔の印象に影響を与える
総入れ歯は単に食事の機能を改善するだけではありません。顔の印象にも大きく影響を及ぼします。
歯を失うと、シワやたるみが増え、顔の筋肉が衰えることで老けた印象を与えてしまうことがあります。
しかし、入れ歯を使用することで、顔の輪郭がはっきりし、若々しい表情を取り戻すことが可能です。これにより顔の筋肉のバランスが整い、全体的に調和のとれた顔立ちになります。
また、明るくはっきりとした表情は、自信を感じさせる効果もあります。
見た目への悪影響を防ぐ方法
顔の変化が生じる原因は、先に挙げたような点にあります。こうした変化を防ぐために、いくつかの対策方法をご紹介します。
自分の口に合った入れ歯を作る
入れ歯が適切にフィットしていない場合、筋肉の衰えが進み、シワやたるみが生じて顔の印象が変わってしまうことがあります。そのような問題を避けるためにも、自分の口にぴったり合う入れ歯を選ぶことが重要です。
入れ歯の歯の色を調整する
保険診療で作製される入れ歯は、材質や色の調整に制限があります。これにより、自然な顔色と合わない不自然な色を持つ入れ歯が作られ、結果として異なる印象を与えることがあります。
この問題を解決するためには、自由診療を利用して入れ歯を作ることが一つの解決策です。自由診療では、入れ歯の色を自然な色合いに調整することが可能です。
口や顔周りのストレッチを行う
入れ歯が馴染むまでには時間がかかることがあります。
片方だけで噛む習慣が続くと、使っていない顔の筋肉が衰え顔の歪みを招くことがあります。
このようなことを防ぐために、口や顔周りのストレッチを日常に取り入れてみることをお勧めします。このストレッチを行うことで、筋肉のバランスを保ち、顔の歪みを防ぐ助けになります。
見た目を気にせず快適な入れ歯ライフを
見た目の美しさだけでなく、日常的に使用する入れ歯の快適さも非常に重要です。
顔の筋肉が衰えると、シワやたるみが生じ、老けた印象を与えてしまうことがあります。
このため、定期的な入れ歯の調整を行い、ご自身の口の状態にぴったり合う入れ歯を使うことが大切です。これにより、快適な日常生活を楽しむことができるでしょう。
入れ歯についてお悩みの方は、ぜひ当院へお越しください。