ポカンと口を開けている子って多くないですか?
大垣 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎でございます。
最近友達の結婚式に行ったんです。
久々に同級生に会ったときの話です。
同級生の子は小学校の先生をしています。
その友達からのふとした質問でした。
『今の子達、授業中ポカンと口あけて聞いているんだよね』…
お酒が入っていた僕でしたが、お口の話にはちょっとモードが変わります。
友達に伝えた内容です。
『口の周りの筋肉、口輪筋が弱いと口を閉じ続けていられないんだ』
『人間の呼吸方法として鼻呼吸が正しいことはわかるよね』
『これは鼻の粘膜が空気中の塵やばい菌をろ過し、適度な温度や湿り気を与えて肺に送り込むんだ』
『口呼吸になるとウイルスが直撃であるから、喉を傷つけやすい』
つまり風邪を引きやすい!!!
『さらに唾液が乾きやすい』
『唾液は歯の健康に欠かせない』
『自浄作用で口の中に食べかすやプラーク、細菌を洗い流すほか、
虫歯菌が作り出す、歯を溶かす酸を中和する』
つまり、口呼吸をすると乾燥するので、汚れもつきやすく、
歯肉炎や歯周病、虫歯になるんです。
『さらに、唾液は再石灰化(虫歯予防)を促し、丈夫にする。
口臭も防いでくれるし、消化酵素も含まれるから胃腸の働きも助けてくれる』
口が渇くことがこれだけのマイナス状況があることを説明しました。
口がポカンと開いてしまう子はだらしがないと言う訳ではなくて
口の周りの筋肉によるものです。
だから怒らないであげてねって伝えておきました
こういった状況を無視してお口の環境を整えることができるとは思えません。
歯周病や虫歯を治してもまたなってしまったらなんのためにしたのかわからないですもんね
患者さんと一生の付き合いをさせて頂けるように日々研鑽していきますので
よろしくお願いいたします。
お口の周りのトレーニングもしておりますので、また聞いてくださいね
大垣 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎でした。