親知らずって抜く必要ってあるの???
大垣 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎でございます。
親知らずがまっすぐ生えていて問題ない状態の人は1%もいません。
現代の人は顎が小さくなり、親知らずは生えてこないか、生えていても斜めになってかみ合っていない場合がほとんどです。
口の中ってのはとても菌が多いところです。
しっかりと歯磨きをして、ばい菌の数を減らしておかないと、どんどん菌が増えて虫歯や歯周病になります。
口の中で一番汚くなりやすいのはどの部分でしょうか?
それは、一番ものがたまりやすくて磨きにくい場所:下顎の一番奥です。
つまり、おやしらずのある場所なのです!
合理的に考えると抜いてしまった方が総合的に見て良いのですが、心情的には一時期の痛みを生じるため様子を見ましょうということもあります。
再生医療(新たな歯を作ったり、抜いたところに植えたりなど)に役立てるという話もあるみたいなのです。
実際は、骨の中に埋まっていたり、 横向いてたりする「おやしらず」は小さく割って抜きますので、移植できたり神経が取り出せたりするほどきれいな状態で抜けることはほとんどないのですが、以前なら抜きっぱなしだった「おやしらず」を活用する注目の研究です。
また質問してください
大垣 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎でした。