~受け口~
大垣市 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎でございます。
なかなかアップできず、楽しみにして頂いてる方?
すいません。
いないかな。。。
ではがんばって書いていきます。
長いですけどお付き合いください。
最近3歳児検診にて、質問されたことをお書きします。
乳幼児で前歯が反対に噛んでいる(受け口)
お子さんをみかけます。
反対に『指しゃぶり』や『ガーゼ噛み』などの癖から前歯が出っ歯さんになってる
お子さんもいます。
以前行った検診ではこちらの方が多かったなぁ。。。
最近メール相談にて
親御さんからの質問にお答えしたものです。
少し長く、そしてわかりずらいですが、
さて、3歳児検診にて
反対咬合との指摘があったのことですよね
3歳児からすぐに治療をするというのは
個人差もありますが、難しいかと思います。
いつからという規定はありませんが
限りなく早めに治療が必要になります。
理由としては
上の骨の成長が下の骨の成長より早めに訪れることにあります。
本来のかみ合わせであれば問題はないのですが、
上の骨の成長をかみ合わせによって抑制してしまうからです。
あと、なぜそうなっているのか書きますね。
言葉ですと伝わりにくいと思いますが
①上の歯が内(のど側をむいている)に向いていて、下の歯が外(唇の方に)に向いてしまっている場合での反対咬合
②上の骨が劣成長、下の骨が過成長な場合
この2つが考えられます。
①の場合ですとそこまで難しい話は必要としません。歯の向き関係を変えてあげればいいのです。
お口の周りの癖などの原因も考えられます。
例えば、上唇を吸う子など
②ですと
こちらの方が早めの対応が必要になります。
ですがこれは家族歴が大変関わってきます。
半数以上が遺伝ですので、そういった方が親族にいらっしゃらなければ
おそらく①の可能性が高いかと思います。
最後に
どちらが原因であったとしても 早めの治療が必要であること間違いありません。
まず、歯科医院という雰囲気に子供さんを慣れさす必要があります。
どの子であってもすぐに治療をすることはストレスです。
まず、歯科医院に対してあまりストレスのかからない状況を作ってあげる努力を僕ら大人がする必要があります。
慣れてきたときにそういった治療していけばいいと考えています。
その子に合わせたスピードがあります。
理想的には先ほど書いたことですが、親御さん、お子さん含めて一緒に治療方法を考えいけると嬉しく思います。
こういった文面でお返ししました。
昔まではなにもせず小学生低学年まで何もせず診ていくことを推進されていました。
ですが、その多くの患者さんが治らなかっというデータがあります。
いつやるのか、それとも様子をみていけばいいのかそれは専門的に診断してみないとわからないのが事実です。
ご不安に思う方、一度診させて頂きますとその子に合ったお話ができるかと思います。
大垣市 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎でした。