院長ブログ

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抜歯した歯の治療方法について

当院では入れ歯に関しても力を入れており、入れ歯を専門とする歯科技工士も常駐しています。様々な治療選択肢があることから、入れ歯に関するご相談も多数いただいております。
今回は、右上の小臼歯1本を抜歯することになったが、その後の治療をどうするかお悩みで、セカンドオピニオンを求めてご相談のあった患者様のケースをご紹介します。
当院では、バネのない入れ歯(「ノンクラスプ」や「スマートデンチャー」など呼び方は複数あります)を扱っておりますが、このバネのない入れ歯をご希望されてのご相談でした。また、ブリッジによる治療の可否も確認しておきたい、とのご要望がありました。

歯を抜歯する事になった場合、そのままにしていると、隣りにある歯や、対合(上下で噛み合う、向かいにある歯)が徐々に移動することで、やがてはドミノ崩しのように噛み合わせのバランスに問題が生じてしまいます。そうなるとより大掛かりな治療が必要となってしまいます。そのため、歯を失った場合はそのままにせず、何らかのかたちで歯を人工的に補う必要があります。
そのための方法は3つで、ブリッジ、入れ歯、インプラントとなります。それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。また、お口の中の環境や噛み合わせなどにより、治療可能なのか、適しているのかも変わってきます。
実際にお口の中をみた上で様々な検査を行うまでは、どの治療が可能で適しているのかということは言えないのですが、歯は一度削ってしまうと元には戻せないため、しっかりと悩まれ治療を検討される事をお勧めいたします。

カルナデンタルクリニック 篠崎章敬



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