〜歯がズキズキ痛む〜
大垣市 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎です。
年末に入り、歯が痛い急患の人が増えてきました。
今回は、歯がズキズキ痛む場合 について。
①歯の神経が炎症を起こしている【歯髄炎】
②歯の神経はすでに死んでしまって、炎症が歯根の外にまで及んでいる【歯周炎】
歯髄炎の場合、細菌による感染が与えられますので、
神経を取る(抜髄)必要があります。
多くの場合、麻酔をして機械的に除去してしまいます。
歯周炎の場合、死んでしまった神経が細菌感染し、細菌が根の先から溢れ、炎症が歯の周りに波及するので
根尖性歯周炎と呼ばれています。
どちらもズキズキします。
とくに熱いものを食べたり飲んだりすると、その部分の温度が上がり痛みが増幅します。
また、お風呂に入ったり、就寝時など、身体が温まると痛くなります。
これは、細菌が発生するガスによるものです。
患部の温度や体温が上昇するとガスが膨張して圧力が高くなって組織が圧迫するためです。
このような心臓の鼓動に合わせたような痛みを『拍動痛』と言います。
このような痛みになると痛み止めも効きづらい状況になります。
比較的動いている日中には痛みが出る事は少なく夜に出やすいのはこうような理由なんです。
まずは、痛みが出る前に歯科医院にかかり、診てもらってください。
大垣市 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎でした。