~子供の歯はいつからできるの?~
大垣市 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎です。
患者さんからはっとした質問があります。
子供の歯はいつからできるのか?
正直言ってすぐに答えられませんでした
胎児であることは間違いありませんが
何ヶ月からなのかしっかりとお答えすることができず
次までに必ずお答えしますと返答しました。
答えとしては、
歯は成熟する前に、歯胚と言って歯の卵が形成されます。
歯の歯胚は妊娠7週目です。
結構早い、、、
そして、石灰化と言って硬くなり始めるのは、妊娠4ヶ月です。
大事な永久歯の話ですが、
妊娠4~5ヶ月で歯胚ができ、
生まれるぐらいに石灰化が始まります。
乳歯に関しては、生まれる頃にはすでに出来上がっているんです。
統計をとって見ると
下の前歯が7ヶ月頃ぐらいまでには生えるといわれていますが
最近聞いた子ですと
一歳半健診で一本も歯が生えていなかったそうです
でもレントゲン写真とったら歯があって親御さん一安心
色々あるんだなぁと勉強しました。
話を戻しますと
胎児に歯は育つわけなので
お母さんの栄養は、お母さん自信の健康を保つと同時に
赤ちゃんの歯の正しい発育を促すためのものです。
そこで役立つのが食育です。
丈夫な歯をつくるためには
カルシウムとリン→歯の石灰化
タンパク質→歯の基礎
ビタミンA→歯の表面のエナメル質の形成
ビタミンC→象牙質の形成
ビタミンD→カルシウムの代謝や石灰化
歯の構造です。
妊娠したら、大切なお子さんとご自身のために妊婦健診を受診しましょう。
次回はお母さんが虫歯多い方への注意事項です。
大垣市 歯科 カルナデンタルクリニック 篠崎でした。