根管治療で根っこに亀裂がある、と言われた場合
当院では、根管治療の専門医が在籍するため、根管治療に関するお悩みや相談も日々寄せられています。
先日は、 「根管治療を受けたがその後痛みがあり、相談したところ根っこに亀裂が入っており、痛みがひどくなるようだと抜歯になる、と言われた。抜歯は避けたいが方法はありますか?」というご相談がありました。
残念ながら、根っこに亀裂が入っている(歯が割れている)場合、根管治療での痛みの改善は難しく、亀裂の場所や程度にもよりますが、抜歯の可能性が高くなります。
当院では、できるかぎり歯を残すことを基本方針としていますが、専門医の協力をもってしても、残せないケースがあるのも事実です。
歯の亀裂(破折)は抜歯の原因では虫歯、歯周病に続き第3位となっています※。
セカンドオピニオンは常に受け付けておりますので、お悩みの場合は、一度ご相談いただけたらと思います。
※公益財団法人8020推進財団 第2回永久歯の抜歯原因調査 2018年
カルナデンタルクリニック 篠崎章敬