院長ブログ
当院の吸着入れ歯について、以下のようなお問合せをいただきました。
上は左右それぞれ1本ずつ歯が残っており、下の歯はすべて抜歯が必要と言われています。上、下、両方とも吸着入れ歯が希望です。治療の流れや費用について教えてください。
お口の中を詳しく検査した上でないと詳細なことは申し上げられませんので、一般的な治療の流れをご説明いたします。
お伝えいただいたような状況の場合、上下ともに一気に治療してしまうと、どこで噛んでいたのか、どの位置が正しいのかわからなくなってしまいます。そのため、まずは下の歯を抜歯して傷口が治るのを待ちながら、現在の上の入れ歯を基準にして保険の入れ歯を作製します。次に、歯茎の状態が整ったところで、しっかりと噛ませ、その上下の入れ歯を参考に、自費診療の吸着入れ歯を作るのが良いのではないかと考えます。吸着入れ歯の費用に関しては、一つ50万円〜となっております。
また現在、月に一回入れ歯の専門医の診療もございますので、よろしければ詳しくご説明させていただきます。
吸着入れ歯の詳細は、こちらもご参照ください:
https://carna-dc.com/menu/dental/discerningdenture.html
カルナデンタルクリニック 篠崎章敬
耳鳴りに関するご相談が寄せられました。
「拍動性の耳鳴りが一日中します。口を開け閉めする際にカックンと顎がなります。
転倒し肩を痛めたあと2.3日してからのタイミングで耳鳴りが気になり出しました。
耳鼻科にも行きました。ネットで調べると顎関節症から耳鳴りの症状がでることもあると知りました。関係性がある場合がありますか?」
耳鼻科で特に問題がなかったようであれば、顎関節症が関係している場合も考えられます。断定はできませんが、顎の筋肉をほぐすことや、日常の中で常に歯と歯の接触をさせていないかを意識すること、就寝時のマウスピース着用などで軽減する場合もあるため、一度歯科医院を受診されることをおすすめいたします。
カルナデンタルクリニック 篠崎章敬
根管治療に関するご相談を紹介します。
「歯茎の腫れから副鼻腔炎につがる状態が長年続いております。根幹治療の繰り返しにより歯も弱くなっているとかかりつけ医から意見をいただきました。できるだけ歯を残す治療が希望です。治療頻度についても併せて教えてください」というご相談が寄せられました。
根管治療は、繰り返し行うことで歯が弱くなってしまうのは事実です。そのため、できるだけ再感染の少ない方法で治療するのが一番です。治療が可能かどうかはお口の中を診させていただき検査をした上での判断となります。
また、治療の頻度としては月に2回ほどで可能です。自由診療の根管治療は日にちが決まっているため、日程の調整が必要となります。
カルナデンタルクリニック 篠崎章敬
前歯について、以下のようなご相談をいただきました。
幼少の頃から歯が弱く、歯医者通いが続いています。今通院している歯医者さんで、前歯合計6本をブリッジにすることになりました。現在68歳ですが、保険は数年で変色しやすいうえ、総合的には自費が良いのではないかと思っていますが、金額の差に迷っています。
アドバイスをいただけますでしょうか。
前歯は、見た目が特に気になる部位となります。保険適用とセラミックスとでは、透明感や経年劣化など大きな差がうまれます。また、見た目の問題だけでなく、保険適用のものの場合、どうしても歯茎との境目の合いが悪くなりやすく、やりかえが必要となるケースが多いです。何度もやりかえることで歯への負担もかかってしまいます。しかし、6本分とのことですので、費用面でも大きな差が出ることも確かです。
治療を受けられる医院で、材料の特徴や治療の違いについて説明を受け、ご納得された上で治療を受けられることをお勧めいたします。
カルナデンタルクリニック 篠崎章敬
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